今週の動員ランキングは、2002年から放送が開始されたTVアニメ「機動戦士ガンダム SEED」とその続編シリーズに続く物語を、完全新作で描いた劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(バンダイナムコフィルムワークス/松竹)が、初日から3日間で動員63万4000人、興収10億6600万円をあげ、初登場1位を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は400万本を超え、TVアニメシリーズの枠に留まらないそのムーブメントは、グッズ、音楽、イベント、実物大フリーダムガンダム立像(上海)など多岐にわたり世界中を席巻している。監督は福田己津央、声の出演は保志総一朗、田中理恵、石田彰、他。「ガンダム」シリーズとしても最高のヒットスタートを切り、入場者プレゼント第1弾〈後藤リウ書き下ろし短編小説〉の増刷と再配布も決定した。
2位には、前週1位で初登場した『ゴールデンカムイ』(東宝)が続き、週末3日間で動員23万8000人、興収3億6700万円を記録。累計成績は動員79万人、興収11億円を突破している。
3位には、内田英治監督が原案・脚本も手掛け、主演に山田涼介、ヒロインに浜辺美波を迎えた『サイレントラブ』(ギャガ)が初登場。初日から3日間で動員15万5000人、興収2億1200万円を記録した。声を捨て毎日をただ生きているだけの青年と、不慮の事故で視力を失い、絶望の中でもがく音大生の密やかなラブストーリー。共演は野村周平、古田新太、他。